2007.旅<9/6〜9/10>

和歌山行ってきた。 紀伊!
ちなみに今回は1日目の宿だけ決めて行きました。空室無くなりそうだったので;
あとは行く場所も決めずにノープランb 決めるの面倒くさかったんだ…。


1日目(9/6)

ながらの切符が取れるわけも無く、小田急始発に乗り込み紀伊勝浦駅を目指す。
この日は関東東海地方に台風接近で電車の時間が多少ずれるかなぁ、と思っていたが…何事も無く西へ向かえた。
でもやっぱり海はかなり荒れていましたが;

途中、三重の駅で列車が30分近く止まるというので、車内も空いていたので貴重品だけ持ち町をぶらつく。
町内地図によると神社が近くにあるらしいので、そこを目指す。
…着かない;思ったよりも遠い; やっと着いて、外観だけ眺めて猛ダッシュで駅まで帰った。 疲れた;
車内に戻り、前に座っていた明らかに登山客っぽい中年の団体に 「お姉さんも登りに行くん?」 と聞かれた。
滅相も無いですwよく見たら、おばちゃんと私のバックが同じだった。だから聴かれたのか。
彼女達は吉野まで3日かけて歩くらしい。相当厳しいコースらしいことを後で知った。

その後、隣のボックスにいた一人旅のお兄さんと色々話をして、新宮で一緒に夕飯を食べた。
その方はよく旅行するらしく、色々お話聴かせていただきました。ちなみに、夕飯は「さんまの馴れ鮓」。写真取り忘れた。
普通の姿寿司と馴れ寿司と食べ比べてみたが、口に入れた瞬間は馴れ〜の方はかなり美味しい。
後味はやっぱり癖の無い姿〜のほうかなぁ。旨かった。
その後、彼も明日は那智大社に行く予定らしいので会ったらよろしくbという感じで別れた。
私は再び電車に乗り紀伊勝浦の民宿で一泊。宿のお風呂がものすごく気持ちよかったb
布団の中で明日の予定を決める…とりあえず熊野那智大社に行くことだけを決め、寝た。

…それがまさか、あんな展開になるとは思ってもみませんでしたw


 

2日目

早起きしたので始発バスに乗車。
これに乗ったからこそ、素晴らしい旅路になったと言ってもいい。朝起きたときの予定では、那智大社→潮岬→新宮で一泊…だった。
途中からバスに乗ってきた男性二人組みも私が下車した「大門坂」で降りた。
彼らは、那智大社から熊野本宮大社までの古道で結構歩き応えのあるコースに行くらしい。
途中で小口という場所で一泊して本宮に至る。「大雲・小雲取り越え」って言うんだそうな。
宿に電話してもらって部屋あるか確認とって貰ったらガラガラだったので、一緒に歩かせていただくことに(・ω・)b
前日のお兄さん物凄くごめんなさい。滝の前で写真取れなくて;;

1日目で途中下車した駅にて 那智滝と三重塔

歩き始めの大門坂が7時ころだったと思う。
とりあえず、水を1.5L購入。少なかった;
最初のほうはまだ元気なので色々話しながら登ってた。
一人の方はよく旅行されるみたいで、中辺路とかも歩いたんだって。他にも海外とか色々お勧めのところ教えてもらった!
もう片方の方も、北海道バイクで放浪してたりしたらしい。やはり学生時代に色々やっとかないと!と言われた。
あと二年か…頑張ろう。 ←とうとうあと一年;

お昼頃、前を結構なお年の団体10人くらいが歩いていた。
お昼ごはん休憩の時に少しお話したけど、彼らは「語りべ」の人達で、研修中らしいwやばい、プロだったw
こんなおじいちゃんが歩いてるなんて…私も負けていられないぜ…!

三重塔 那智滝 熊野古道

で、もう全部書くとキリ無いから省略するけど、
苔の道、風が気持ちいいあぜ道、見晴らしのいい茶屋跡、途中にひっそりと佇むお地蔵…。本当に歩いて良かった。
今回は歩くつもりの無かった熊野古道が一本でも歩けて大変満足です。神秘的でした。
で、宿に着いたのは16時頃?かな。途中、那智大社ぐるっと見たり、古道はずれて鬼なんとかの滝を見たりで時間食いましたが、大体15km。テラ楽しす(。ω。)
宿には我々3人と、反対側(本宮)から歩いてきたお兄さんが一人だけ。なんと翌日は満室らしい;
夕飯はとてつもなく多かった。あれは2人前ある。豪華過ぎw食べ切れなかった;ごめんなさい宿のお母さん。
明日の時間配分を決め(バスの本数厳しいんだ;)、足に湿布を張って就寝。

那智大社 古道の展望所からの景色 笑談石


 

3日目

6時から朝食。本当は半からなのに無理言って作ってもらった。お弁当も4人分作ってもらった。ありがとうございます。
6時45分ころ出発。
昨日の那智〜小口が大雲取り越え。今日の小口〜本宮は小雲取り越え。だいたい4時間半でバス停まで着くはず。
11時すぎのバスに乗りたいので急ぐb
古道入る直前に、一人の方の足が思わしくなかったのでリタイヤしてバスで別れた。自分も筋肉痛で死にそうです。
その後も二人で黙々と歩き、途中の百間ぐらでは絶景が!
綺麗でした、本当に。これを見るために歩いてきたのか…。
途中イノシシに会ったりしながら、結局10時半にバス停へ。
こっちは13kmだったみたい。昨日に比べ、かなり楽だった。そこでお兄さんとは別れ、本宮へ向かう。色々お世話になりました。

百間ぐら 熊野本宮大社の参道 大斎原周辺
本宮入口 本宮大社

本宮一通り回った後、大斎原で風に吹かれながら昼食の「めはり寿司」をいただく。こんなにいい場所なのに誰も人が来ない。
たぶんあのベンチは私のために作られたんだと思う(笑)
足湯で一息つき、白装束のお爺さんと話した後、新宮の速玉大社へ。とりあえず熊野三山達成。
その後は潮岬へ。

めはり寿司(右)がウマイ 大斎原

岬に着いたらちょうど夕日が!
灯台と夕日が何とも言えない美しさ。
ちなみに宿は夕日ポイント目の前のユースに一泊。
古道歩き終わって電話かけたらガラガラだったみたいで助かった。
明日は日曜なので始発バスがお休み;;
ショックを受けてすぐ就寝。
それにしても、女性の一人旅はあんまりいませんね;
男性だと結構いるけど。
かわりに若い女の子グループとかは結構見たな。剥。思うとあれは聖地巡礼だったのか?!w

熊野速玉大社 橋杭岩 潮岬灯台


 

4日目

潮岬の朝は快晴。本日ハ晴天ナリ。
乗る電車に合う朝のバスが9:50まで無いのでそれまで岬付近の散歩を。
前日はすでに観光タワーなど閉まっていたので、とりあえず灯台に向かう。
狽ワだ開いていなかった;
仕方ないのでタワー前の芝生でまったりし、本州最南端に立った後タワーに行き、最南端訪問証書なるものを頂いた。

その後白浜駅へ。
駅構内に500円でレンタルサイクルがあるよ!と初日のお兄さんから連絡が来ていた(おすすめポイントも伝授していただいた)ので、借りに行く。
私はすっかりマウンテンバイクを借りられるのだと思っていたら、ママチャリしか無かった…。うはwなめてたww

駅から、江津良浜→円月島→白良浜→千畳敷→三段壁→駅という順で海岸線沿いをサイクリング。
この日は日差しが強くてものすごく日焼けした。
白良浜では若者達が楽しそうに色々遊んでいたが、私にはどうも合わない感じであった。自分はやはり熊野古道の静寂で荘厳な雰囲気が好きだ。
冬に来ればまた違う雰囲気なのかな?白い砂浜は綺麗でした。でも四国桂浜のほうが個人的に好き。
千畳敷に行く途中にある「崎の湯」という露天風呂に入った。300円で安いb
私が入った時は誰もいなくて、貸切状態!
にしても、いやぁ…温泉のあとに汗だくの服を着るっていうのは最悪ですね;
千畳敷はカップルが多かった。上から見ると綺麗なんですが、下から崖を見上げると、おびただしい数の落書きが…。
なんかこういうの見ちゃうとショック;
次、三段壁。ツアー客で混んでいたので洞窟には入らなかった。後から思えば、時間余ったので入ればよかったかな。

で、空港の下をとおり、駅まで帰った。
夕方に駅を出て、今夜の宿の最寄駅まで。
大阪は深夜予約だと安くなるので、奮発して…
ユニバーサルスタジオ前のリゾートホテルにバックパック背負って一人突入。 …勇者行動だな…。よくやったよ自分(笑)
明らかに空気読めてないw
しかし、ホテルはめっちゃ綺麗でした。やばいです。
フロントでUSJには行かれますか?と聞かれたが、行くわけが無いけど恥ずかしいので「あ、明日行きます!」とwクーポン券くれた。

伏見稲荷 やっぱ伏見稲荷好きすぎる

 

5日目

翌日は京都まで行き、伏見稲荷リベンジb

今度はちゃんと上まで行ってきました。
ていうか、変な道に入って危うく迷うところだった。
しかもコケたし;
この日は雨が降ったり止んだりだったので滑った。
しかし、雨の伏見稲荷もなかなかいいですねb
上のほうはあんまり人もいないし。
ゆっくり歩いて帰ってきました。

小説に出てきそうな風景 ぬこ(・ω・)

で、昼過ぎに京都を出てそのまま鈍行で帰ってきた。
今回の旅は事前にほとんど決めていかなかったけれどなんとかなった。たぶん国内なら何とかなるんだな。うん。
でも今回はスペシャルサンクス的な道中出逢ったお兄さん達3人がいたから成しえたんだろうな。
今でも連絡取り合って仲良くさせていただいてます。(あ、四国のお姉さんも写真送ってくれたし)


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