2009.旅<6/17>

定額給付金を使って、初夏の京都へ紫陽花とホタルを見に行ってきた。
初夏の青々とした京都もまた趣が。


6/17

往復夜行バスでの日帰り京都旅。
目的はもちろん紫陽花。

6時から開いていて且安いカフェナカヤマで朝食をとった後、
東本願寺周辺を散策。残念ながら改修工事中だったけど。

まずはアクセスの悪い善峯寺から。
京都駅から数駅先の向日町駅から、バスは一日8本しか出ていない。
朝一のバスに30分ほど揺られて山寺の前に着く。

参道の青々とした紅葉に迎えられ、美しい境内を順の番に散策。
約1時間ほどかけて回遊式庭園を廻る。
途中にあじさい苑があり、まだ6分咲きぐらいの色とりどりの紫陽花を見ることができた。
ここの紫陽花は山肌に沿って咲いている…というか、お寺自体が山に沿ってあるので、
上からの眺めが非常に美しい!
「遊龍の松」という大きな松も有名とのこと。

善峯寺善峯寺あじさい苑なんの花だろ?

あじさい苑まだ満開ではない傾斜に沿って咲いてる

とにかく境内が美しい。
奥の院薬師堂からは京都が眼下に見下ろせ、天気が良ければ素晴らしい絶景が。
阿弥陀堂からの緩い下り坂も素敵でした。
春には立派なしだれ桜が咲き、また違った趣がありそう。
うん、四季を通して訪れたいお寺だった!

JRのCMの道一輪咲いてた

緑な境内奥の院からの眺め緑が眩しい…

遊龍の松素敵なお寺さんでした

一旦京都駅まで戻り、藤森駅へ。
お次の紫陽花は藤森神社。

どこかでお昼を…と思いつつも結局神社へ。
ここは出入り自由みたいで、地元の方々がお弁当などを広げて和んでいた。
紫陽花苑に入るには入場料300円がかかるのだが…。
外からでも十分写真が撮れたので軽くスルー(笑)
テント設置でいかにも「紫陽花園」て感じだったので、ちょっと風情が無かったかなぁ。

隣には京都教育大学があったので、学食に潜り込んでご飯にありつこうと思ったけど、
さすがに学食は微妙だったので結局お昼ご飯は食べずに次の目的地へ。

藤森神社境内のあじさい出入り自由みたい

藤森駅からそのまま宇治方面の散策へ。
宇治は以前一回来ているけれど、やっぱりいい所だった(笑)

とりあえず三室戸寺を目指して宇治駅から歩こうと思っていたら
タイミング良く駅前にバスが来たので乗車。
三室戸寺はさすがに「関西の紫陽花寺」として有名なので人がわんさか。
先に本堂の方を見て回ったが、本堂の前に蓮の花がスタンバイ。
まだつぼみだったが、もう少しすれば綺麗な花が咲くんだろうなぁ。
更に、勝運のつく牛も(笑)口の中の玉を触ると運がつくそうな。…なでなで。

8月には蓮が咲くって少し元気がない?白の紫陽花

庭園の方はさすがに紫陽花が綺麗に咲いていた!
杉の木の間を縫うように紫陽花の道が広がり、土日のライトアップ用の照明が設置されている。
この日は日中すごく暑かったので、紫陽花に元気が無かった。
やっぱり雨の日が素敵かな。
三室戸寺は花の寺のようで、紫陽花1万株、ツツジ2万株、シャクナゲ一千株だそうです。
ツツジも綺麗そうだな…。

雨よ降れ降れ様々な色がある珍しい濃いピンク
綺麗ですね宇治上神社平等院鳳凰堂

その後、京阪宇治駅までバスで帰り、宇治上神社・宇治神社・平等院などの宇治川周辺を散策。
宇治上神社はなんだかいい感じでした。
平等院も立派だけれど、こちらの方が好きかな。
最後に自分用にと手ぬぐいを2枚買って京都駅まで戻った。

京都駅で友人と待ち合わせ、河原町まで行きやっと食事にありつけた!
あ、その間にM-HEROに寄って新しいストラップを購入。
相変わらず烏丸御池駅周辺の地理が理解できない。駅周辺5往復くらいしてしまった。

次は貴重なライトアップ場所である東福寺側の天徳院へ。
桔梗のライトアップです。
天得院の入り口でおじさんに「あの橋のとこにホタルがいるから見てきな」と情報をもらう。
そういえば御夫婦が橋にしゃがんで何か見てたな…。いいや、とりあえず桔梗見てから。
花自体はまだ少ししか咲いてなかったけれど、縁側から眺める静かな雰囲気の中、
虫の音が聞こえたりと非常に風情があった!窓からの景色が美しかったなぁ。
もう私、ここで横になって寝たかった(笑)

帰りはおじさんの情報をの真偽を確かめるべく橋で川を見てみる。
なんと本当にホタルが光って飛んでいた!
初めて発光しているホタルを見たので感激。
この時期に来てよかった。

京都駅へ戻り、屋上庭園へ行ってみることに。
なんだか嫌な予感がする…カップル大量発生的な意味で。
屋上からの夜景は思ったより光が少なかったけど綺麗だった。
正直、夏はここなら一人でも夜行バス待ちの時間をつぶせるかなと思う。
もちろんカップルばっかりですけど、えぇ。

桔梗ライトアップ京都駅屋上  

そんなこんなで初めての初夏の京都を1日で満喫できたかな、と!
まだまだ行ったことない場所たくさんあるからまた来ないと。
最後に、後半付き合ってくれた友人に多大な感謝を。



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